人生2回目の妊活始めました。
妊活中の自分の気持ちを整理するため、そして年齢が近い人や、『まだ結婚、妊娠はいいや。』と思っている方にも実際の妊活を知ってもらいたい、参考になればと思い書いています。
前回は産婦人科受診前に自分達でできることをお話ししました。
自分達でできることはこちら↓
僕ができること
- 亜鉛、コエンザイムQ10を飲む
- 筋トレ
嫁ができること
- 葉酸サプリを飲む
- 基礎体温をつける
詳しくはこちらの記事を。
今回は産婦人科に受診してどうなったかお伝えします。
受診した経緯
僕ら夫婦は今年36男と34女です。もうお互いそんなに若くありません。
子供が2人欲しいと思っています。
嫁の年齢が38〜40までがタイムリミットと考えると後6年ありますが、自分達の体力や精子、卵子の状態を考えると早い方がいい。
そうなればタイミング法で1年かけるのはもったいないと感じました。
半年ほどタイミング法でできなければ、早々に体外受精に踏み切ろうと決意したので産婦人科受診を決めました。
でもその前にもう一つやっておくことがありました。
嫁は橋本病
実は橋本病だったみたいです。
橋本病とは甲状腺に慢性的に炎症が起こる病気で慢性甲状腺炎とも呼ばれ、自己免疫性疾患の一つです。炎症の結果、甲状腺ホルモンのバランスが悪くなる場合があります。成人女性の約7~8人に1人が橋本病の素質をもっています。
症状として、甲状腺腫大と甲状腺ホルモン異常があります。甲状腺腫大は程度にもよりますが、頚部違和感を自覚する場合があります。甲状腺ホルモン異常は甲状腺ホルモン低下の場合は、甲状腺ホルモン不足の症状があります。ときに甲状腺ホルモン上昇となる場合もあり、この時は甲状腺ホルモン過剰の症状があります
国立生育医療研究センターより引用
これだけでは『だから何?』と思われるでしょう。
実は橋本病になると不妊や流産早産、妊娠高血圧症候群などのリスクになります。
うちの嫁は前の死産の時には、甲状腺の値が低かったそうです。
現在は落ち着いていますが、妊娠を希望しているとかかりつけ医に相談し血液検査をしたところ、特に数値に問題はなかったのですが、ホルモンの補充をするためチラージンを飲んでいます。
産婦人科受診
ついに産婦人科受診です。
僕が前の妊活でもお世話になった、産婦人科に受診。
選んだ理由は近場で土日営業あり。体外受精もやっている。
今回やってもらいたかったことは
- 精子の状態確認
- 精子の冷凍保存
です。
以前精子を調べてもらった時に異常はなかったのですが、歳をとって変化があったら即体外受精に移行できるよう検査してもらいました。
また自分に何があるかわからないので、万が一を想定して精子の冷凍保存をお願いしました。
今後、この病院で体外受精をする予定にしたので、一緒に嫁にも受診してもらいました。
受診日の朝
電話連絡すると、『精子を入れるカップを朝取りにきてもらって12時に持ってきてください。その後受診になります。』とのこと。
精子の状態もできるだけ新鮮な方が良いので12時に間に合うギリギリで採取。
男性ならわかっていただけるとおもうのですが、この状況すごくやりにくいです。。。
この時間までに出してね!ってプレッシャーと、できるだけ遅い時間に出した方が状態がいいので早く出しすぎてもダメってプレッシャー。
何回やっても嫌ですね。
採取した後は精子の動きが悪くならないようできるだけ体温に近い環境で持っていきます。採取したカップにオルを包んで懐に忍ばせて受診。
診察
そして診察です。
精子の状態について
精子の動きと量は昔に比べると悪いですが、正常範囲内で問題はありません。保存しておきますね。
(やった!問題なし!)
ありがとうございます。
やっぱり結果がわかるまでドキドキしますね。
問題ないと思っていても実は問題あるってことも想定していたので本当にホッとしました。
妊活方法について
半年はこのままタイミング法を試してみてダメなら来てください。
わかりました。
自分達が思っているよりも年齢も問題がないと先生は判断したようです。
これも安心できる材料の一つです。よかった。
基礎体温について
次に基礎体温表について。
高温期なのに低くなったり、低音期に高くなって見本の体温表とだいぶ見た目が違うのでどう判断していいかよくわかりません。よく聞いておこう。
基礎体温ですが低温期なのに上がっているところや高温期なのに下がっているところがあってどう判断したらいいかわかりません。
生理の周期を目安に考えてください。
低温期で上がっているところ、高温期で下がっているところは測定ミスなので気にしないでください。生理の周期と合わせて体温表をみて高温期になりそうなところを狙ってください。(丸印がついているところ)
わかりました。ありがとうございます。
測定ミスがあることが念頭から完全に消えていました。少しでも動くと基礎体温はきちんと測れないみたいなのでシビアですね。。。ですが、生理周期と表から大体の目安を知ることができました。
その他
後はホルモンの検査と風疹の抗体があるか調べときましょう。それで今日は終わりです。また何かあったら受診してください。
採血をしてもらって、結果は自宅に郵送とのことでした。
さて、なんで風疹の検査が必要なの?と思ったあなた。僕もそう思いました。妊婦さんがかかると、障害をもった子供が生まれる可能性が高くなるからだそうです。なので夫婦ともに抗体検査をして、抗体がなければ予防接種をしましょう。
風疹とは、風疹ウイルスによっておこる急性の発疹性感染症です。潜伏期間は2〜3週間で、主な症状として発疹、発熱、リンパ節の腫れなどが認められます。
妊婦とくに、妊娠初期の女性が風疹にかかると、お腹の中の赤ちゃんが風疹ウイルスに感染してしまい、難聴、心疾患、白内障、緑内障、精神や身体の発達の遅れなどの障がいをもった赤ちゃんが生まれる頻度が高くなります。これらの障がいを先天性風疹症候群といいます。先天性風疹症候群がおこる頻度は、風疹にかかった妊娠の時期により違いがあります。先天性風疹症候群の頻度は妊娠週数が早いほど高く、妊娠4~6週では100%、7~12週では80%、13~16週では45から50%、17~20週では6%、20週以降では0%という報告があります。ただし不顕性感染でも、先天性風疹症候群は発生しますので注意が必要です。
東北大学大学院医学研究科ホームページより引用
後日、郵送で結果が到着。
結果は二人とも免疫あり!
これで安心して妊活ができますね!
まとめ
産婦人科初診について書きました。
受診することで下記の項目がわかりました。
- 精子の状態
- 基礎体温の見方
- ホルモン異常がない
- 風疹の抗体がある
自分達の状態をまず知ることで安心して妊活ができる環境になりました。
これも一回経験しているからでしょうね。
産婦人科に受診することに抵抗がある方もいらっしゃると思います。
しかし自分のため、家族のために早めに受診することで無駄な悩みを減らすことができます。
もしなんらかの問題があっても早く知ることで対策もうてます。
この記事があなたの参考になれば幸いです!
最後まで読んでくれてありがとうございました!
ではまた!
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