この記事はつわりに苦しむ嫁の検診記録です。
つわりがひどい場合は検診には旦那さんが必ずついていきましょう。
奥さんだけでは運転、受診ともに危険です。
妊娠が発覚してからは嫁だけで産婦人科の検診に行ってました。
今回はじめて一緒に検診に行きます。
嫁は離婚歴があり、その時に一度妊娠した事もありました。
しかしその時の子は大脳形成不全があって死産させる事になったそうです。
前のことがあるから、大きな病院で受診したい。
お互いにそう思っていました。
僕が働いている病院は県内では大規模で産婦人科もあるので、うちで検診、出産する事にしました。
仕事を休まずに一緒に受診出来るからありがたいです。
今回はたまたまお休みが取れたのと、つわりがひどくて運転できなかったので一緒に行くことにしました。
診察までも地獄
診察までの道のりは険しい
病院に行くに当たって不安なことがありました。
- 嫁の体力がない
- 待ち時間が長い
- 横になって待てるスペースがあるのか
嫁の体力は極端に落ちていました。つわりがひどく仕事を休んで以降まともに座っていません。
ベッドの上で安静にする日々。立ちくらみもありこんな状態で座って待てるのか。
横になって待てるスペースがあるかわからなくて不安です。
いざ車で出発!と思って乗り込もうとしたのですが、これもまた大変。
立ちくらみが起こりなかなか乗れません。
座った状態がしんどいので寝ようとするも、僕の車ではフルフラットにできません。
顔色がどんどん悪くなっていく嫁を乗せた病院までのドライブは20分しか経っていないのに長く感じました。
病院に到着し、正面玄関で嫁だけを降ろします。
ようやく診察かと思いきや、まだまだ簡単に診察してくれません。
まだまだ診察までの道のりは遠い。。。
まずは新患の必要事項記載。記載中もふらふらしてて不安ですが、とりあえず終了。
次に産婦人科受付で今日の流れを聞きます。
すると採血→助産師外来→医師診察。
この流れなことが判明。
いやいや。マジでうちの嫁舐めんなよ。
こんな体力ないわ!!
と怒りを覚えましたが、言うことは聞くしかないです。
自分の職場でことを荒立てたくないですからね。
診察への道のり〜採血編〜
採血へ向かいます。
この採血の待ち時間が長い。
番号札を取ると130番。今呼び出している番号は90番前後。
普段10分も座れていないのに30分以上待ち時間て死亡確定フラグ立ってました。
しんどいだろうから横になったらと言うも、
『大丈夫』の一点張り。
いや、どう考えてもダメだろう。
でも『大丈夫』。
完全に無理なのを承知で検査待ちスタート。
案の定、最初の5分ですでに顔色が悪いです。10分経った時には顔色は土色に変化してました。
もうダメだと感じたので、強制的に横になってもらいました。
横になると周りの人の目がこっちに向きます。これが嫌で横になりたくなかったのか。。。と納得です。
でも背に腹は変えられません。
横になると少しマシそうです。そんな状態で待ちます。。
20分がめちゃくちゃ長く感じましたね。
番号を呼ばれて中へ。倒れそうなので一緒についていきました。
看護師さんが不審に思っていたので、
「嫁がつわりでフラフラしすぎて倒れそうなのでついていますね」
とお伝えすると心配してくださって
『ストレッチャーで採血取りましょう』
と提案してくれました。
もうマジ神。絶対このままじゃ倒れると思ってました。
優しい看護師さんでよかった。。。ありがとうございます。
ストレッチャーに乗って落ち着くと顔色が少しずつよくなってきました。看護師さんもそれを見て安心して採血してくれました。
実はその看護師さんもつわりがひどくて入院していたそうで気持ちがよくわかるそう。
優しい人に当たって本当に感謝です。
診察への道のり〜助産師外来と医師診察〜
次は助産師外来。再度産婦人科受付へ。
採血の様子を見て『これはもう横になって休むしかない』と思い、受付で「座って待てないからベッドを用意して欲しい」とお願いしました。すぐに診察室横のベッドを用意していただけました。マジうちの職場やるやん!感謝です。
嫁も「辛かったから助かった。ありがとう。」と言ってくれました。
そらそうじゃわ笑。ちょっと前まで寝てしかなかったんやぞ!というのを必死で堪えました笑。
助産師外来は比較的はやく呼ばれました。
僕は中へ入れなかったので外で待つことに。
助産師外来の内容は腹囲計測、トコちゃんベルトを推奨。病院で作成した冊子を渡してくれて今後の流れを簡単に説明してくれたそうです。
終了したものの、助産師さんが医師の診察まで1時間かかると教えてくれました。
えーっと10時診察予約だったのに、今は12時なんですが、それでもさらに1時間待つんですね。
これぞ病院の7不思議の一つやで!
嫁には病院のコンビニで買ったおにぎりを渡し、僕は近所のご飯屋さんに。
ちょうど1時間弱で帰って来れたので診察にはちょうどでした。
いやあ、長かった。。。
そして診察へ・・・
長い間待ちました、診察。今回大きな病院を選んだのは
前回の妊娠で脳の形成不全があったから。
どういった理由でそうなったのかはわかりませんが、やはりリスクは高いのかなと考えたからです。
緊張して診察室へ。診察室では女性医師が待っていました。
今回の受診した経緯をお伝えしました。
前回妊娠時のエコー写真を見てもらいましたが、よくわからないとのこと。
前医の診断書、MRIの画像が欲しいとのことでした。
つわりの状態確認。
嫁の状態は水が飲めない。食べられない。吐き気が強い。つわり真っ只中です。
詳しくはこちら。
OS1が500ml飲めないと入院するとのこと。
補液を一時的にしただけでは意味がないのでやるならガッツリ入院してやる。
最低1リットルは飲んで欲しい。
ご飯は食べなくてもいい。
との事。
嫁には入院しないためにも水分をしっかり摂取してもらうことを決意しました。
コロナ禍では会いに行くこともできません。
入院は寂しい。。。
胎児の確認
お腹のエコーをしてみましたが、脳の形成不全は現時点では認められません。
この時ばっかりは自分が放射線技師しててよかったなと思いました。
エコーは見慣れていませんが、なんとなくどうなっているかわかります。
初めて我が子を見て感動しました。なんとも言葉にできない喜びがありました。
正直、他の子を見ても『おめでとう』と思うぐらいでしたが、我が子は別格でした。
うちに来てくれて本当にありがとうね。
それにしてもうちの子はよく動きます。
生まれて来たら騒がしくなりそうだなあ。
今後の方針
- 水が飲めないと入院
- 前医でMRIと診断書を入手
- 次回は他の人に診てもらって確認する
まずはつわりを乗り越えることが一番です。
次に前回の原因を元に今後の対策を考える。まだまだ安定期には程遠いので安心はできません。
でも初めて動く我が子を見れて本当に感動しました。やっぱり自分の子は可愛いです。何事もなくすくすくと育って欲しいです。
まとめ
今回はつわりに苦しむ嫁の検診記録をご紹介しました。
つわりが厳しいと自分で病院に行くことも難しいです。
嫁の実家が遠い場合は旦那さんは休んででも一緒に行くべきです。
うちの嫁と同じ状態だと病院に行く段階で事故ります。
一緒に子供を見れる喜びはひとしおです。
ともに受診することで本当に妊娠していることの実感が湧きますし、嫁の状態を把握することもできるのでおすすめです。
まずは安定期に入ることが目標。
そして前の子の週数20週を超えることができたら一安心できるかなと思います。
まだまだ先は長いですが一緒に頑張っていきます。