人生

我が家の家作り勉強編〜業者に騙されないために〜

家を買うと経済的自由は遠のきます。でも僕らは家を買うという選択をしました。

その理由は

  • 両親を安心させたい
  • 子供のために好きに遊べるスペースが欲しい

詳しくはこちら。

なぜFIREをしたいのに家を買うのか【ある夫婦の選択】 FIREしたい人にとって家問題は重要です。 2000万円以上の借金を背負うことになり、FIREへの道は遠ざかりますし、何よりその...

業者さんはプロなのでプロに任せるのがもちろんいいんです。
しかし相場や工法を知らないとぼったくられてもわかりません。
なので僕らはまず家づくりのために勉強することにしました。

僕らが行った勉強方法は

  • 本を読む
  • 家づくり学校を利用する

です。ご紹介していきます。

家作り勉強法〜業者に騙されないために〜

本を読む

家を購入するにあたってまず一番お手軽にできる方法が

家づくりについて書かれている本を読んで勉強です。

家作りの基礎を学ぶ本は高くても1冊2,000円程度。
2,000円で将来の数百万を削減できるならこんな安い投資はありません。

ただ本によっては内容が偏ります。
立ち読みして初心者用の本を2冊も買えば大体の内容が頭に入ります。

ちなみに僕らが購入した本はこちら。


基本的な知識と引き渡しまでの流れを学ぶにはよかったです。
僕の地域とは住宅メーカーの施行坪単価設定が違いました。
値段は参考程度の方が無難です。


上の本より内容が濃いです。
間取りや施工アイデアの実例紹介があるのでより理解しやすいです。
何回読んでも初心者には学びのある良書でおすすめです。

家づくり学校を利用する

住んでいる地域に家づくり学校があれば利用を考えてみてはいかがでしょうか。

家づくり学校より転載

「家づくり学校」は、これから家づくりを始めたい方の学び舎。
まず家づくりの基本的な知識を身につけていただき、無理のない予算と要望の考え方をレクチャー。
その後、会社別の特徴と目安費用、賢く選ぶ為の見極め方をお伝えしています。家づくりは人生で一番大きな買い物。やみくもに行動するのではなく、少しだけ前知識を持って始めてみませんか?後悔しない理想の家づくりへの出発点として、どうぞ「家づくり学校」をご利用ください。

家作り学校より引用

家づくり学校は無料で家作りについて教えてくれます。
地味に無料なのが嬉しい。

利用してよかった事は

  • 家づくりの基礎を教えてくれる
  • FPさんに無料相談できる
  • 工務店を紹介してくれる

です。順に紹介していきます。

家づくりの基礎を教えてくれる

僕らは本で学んでから家づくり学校に行きました。
実際に人から話を聞くことでより知識が定着できました。
本だとわからないことをすぐに質問できません。
目の前に人がいるとすぐ聞けるので飲み込みが早くなります。

家づくり住宅で学べたことは

  • ZEH
  • パッシブハウス
  • 長期優良住宅
  • 補助金

に関して学べました。

ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。

経済産業省資源エネルギー庁より引用

パッシブハウスとは厳しい燃費の基準を乗り越えた家のこと。 断熱材や高性能な窓、熱ロスの少ない換気システムなどを駆使して、 寒さや暑さをガマンしない、快適さを生み出す家。 自然の力を最大限利用し、少ないエネルギーで、快適な暮らし。 日本の気候風土を利用した燃費の基準を、パッシブハウスジャパンは示します。

PASSIVEHOUSE JAPANより引用

長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するための措置がその構造及び設備に講じられた優良な住宅のことです。長期優良住宅の建築および維持保全の計画を作成して所管行政庁に申請することで、基準に適合する場合には認定を受けることができます。

国土交通省より引用

補助金について

自分で調べてもわかるかもしれませんが、理解している人から聞くとわかりやすいし質疑することで理解が深められていいですよね。

FPさんに無料相談できる

家づくり学校には提携しているFPさんがいらっしゃいます。

人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。

引用:日本FP協会

工務店で紹介してくれるFPさんのほとんどは工務店さんと連携しているFPさんです。
返済計画を作ってくれたりしますが、実は危ない事が多いです。

なぜなら工務店に払うお金が多いように返済計画を組むFPさんが多いからです。

考えたら当然なのですが、わざわざ今組んでいるプランがダメだと正直に教えてくれる人なんてほとんどいません。家を買う人がなんとか高いお金を払ってくれるように、返済プランを考えるのがほとんどです。
(実際に相談したFPさんから聞きました)

家づくり学校で提携しているFPさんは工務店と直接関係がないため、無理なプランを提案しません。
現在の生活費、金融資産額、保険を総合的にみてアドバイスをいただけました。

実際に返済プランのシミュレーションを組んでくれますし、インフレを考慮した返済プランを提案してくれますので安心感があります。

工務店の紹介をしてくれる

住んでいる場所に家を作ってくれるメーカーっていくつありますか。
正直わからない人がほとんどだと思います。

僕が住んでいる地域でも100店舗以上あります。
この中で自分とマッチしている業者を探し当てるのは至難の技です。

家づくり学校なら自分にあった工務店を無料で紹介していただけます。
紹介するのに変な業者を紹介できないので、安心感があります。

おそらくユーザー側は無料ですが工務店から広告料であったり、紹介料をもらってるはずです。(そうじゃないと成り立たない)自分で探すと大々的に広告が載っている業者にたどり着くことが多いと思います。しかし、そういったところは広告代の回収のために施工費が少しずつ高くなっているんじゃないかと思います。

なのであまり広告を見かけないけど家づくり学校で紹介してもらう業者さんの方がトータルで広告費を抑えられているので、施工費も安くなりやすいのかなと考えました。

家づくりを始めてすぐはどんなテイストの家がいいか全くわかりません。家づくり学校で同一業者でも数件、家のサンプルを見せて頂くとフィーリングが分かります。自分に合った業者さんが見つかりやすいと思うのでおすすめです。

まとめ

家づくりのための勉強法をまとめました。

  • 本を読む
  • 家づくり学校を利用する

家づくり学校がない地域の方が多いと思うので、基本は本を読んで勉強するしかないと思います。
また、工務店によっては工法の説明をしてくれるところもあります。
時間に余裕がある方は何店舗か回って勉強するのもいいと思います。

家づくりはほとんどの人が一生に一度の経験です。
失敗しないためにも勉強して、納得いく家づくりにしてくださいね!